英会話上達のために、私は生徒さんに「英語日記」を書くことをおすすめしています。
なぜなら、日記には個人的な日々の出来事を書くので、日常英会話で必要になる「自分の身の回りのことを話す力」を伸ばすのに役立つからです。
ということで、今回から、英語日記を書くときや、自分の日常で起きたことを英語で話すときに役立つ英語表現をご紹介していきます。
日本人の方が英会話でつまずいてしまう原因の一つに、「日本語で浮かんだ考えや気持ちを、そのまま英語に変換できない」という問題があります。
そのため、はじめて英語日記を書くときは、まず「日本語で浮かんだ考え」や「書きたい出来事」を、英語に変換していく作業になります。
「日本語の感覚 → 英語の発想に切り替える」
このシリーズでは、日本語の感覚から英語へ置き換える方法を、英会話初心者の方向けに、中学校レベルの英文法を使いながら、わかりやすく解説していきます。
「寒かったので、2枚重ね着した」は英語でどう言う?
日常会話でよく使う、「寒かったので、2枚重ね着した」。
シンプルな文ですが、日本語の感覚のまま英語にすると、間違えやすい表現でもあります。
今回は、基本の言い方と、よくある間違いをセットで解説していきます。
「重ね着する」は英語で、layer
layer
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日本語でも、髪型で「レイヤーカット」と言いますよね。その layer です。
▶︎ポイント① 英語では、「服を重ねて着る」というイメージ
layer は、本来、「層」「重なり」という意味があります。
- layer 「層」
- layering 「重ね着」
- wear layers 「重ね着する」
服を重ねて着ると、“層”になるので、英語では「重ね着」というイメージで使われます。
「2枚重ね着」は、two layersと言えます。
▶︎ポイント② 「着る」は wear
「着た」と過去の意味にしたい場合は、動詞を過去形にします。
wear の過去形は、wore
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中学校で、「動詞には規則変化と不規則変化がある」と習いましたね。
wear は不規則変化なので、wear → woreに変わります。
なので、「2枚重ね着した」は、I wore two layers. となります。
▶︎ポイント③「寒かったので」は、because で始める
次に、”I wore two layers” の文に、「寒かったので」という理由を付け加えてみましょう。
理由を述べるときは、because 〜(なぜなら〜だから)を使うと便利です。
天気や気温を表すとき、英語では主語に it を使います。
「寒いです。」→ It is cold.
「寒かった」は過去形なので、is → was に変えます。
完成した文を、because でつなげると、
“I wore two layers because it was cold.” になります。
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その他の「寒いので重ね着をした」を表す英語表現
さて、ここまで、「日本語で浮かんだ考え」を、英語の文に変換していきましたが、ここからは「英語発想の言い方」を学んでいきましょう。
会話でよく使うカジュアル表現
It was cold, so I layered up.
👉 layer up は「重ね着する」というネイティブがよく使う自然な言い方です。
より自然に言うには…
I wore a T-shirt and a sweater because it was cold.
⬇️発音を聞く👂
👉 実際に着たものを言うと、よりリアルで伝わりやすいです。
よくある間違い
❌ よくある間違い①
I wore two clothes.
→ 不自然。なぜダメなのか?
- clothes は「服全体」を意味し、複数の服をまとめて指す言葉です。
- もともと複数のアイテムを含んでいるため、「1つ、2つ」と数えることはしません
❌ よくある間違い②
I wore two tops.
→ 文法的にはOKですが、不自然です。
「トップスを2枚」という意味になり、“重ね着”のニュアンスが伝わりにくいです。
❌ よくある間違い③
I wore two wears.
- 私たちが日本語で使う「ウエア」は英語の wear (身につける) に由来しますが、実際の英語でwear を、「服」という意味では使いません。自然なネイティブ英語では、主に clothes や clothing と表します。スポーツや特定の用途を指す複合語(例:スポーツウエア = sportswear、スイムウエア=swimwear、ラウンジウエア=loungewear)としては使用可能です。
- 日本語の「ウエア」は、実は和製英語。
clothes の正しい理解
clothes = 服全体(まとめた意味)
- clothesは、常に複数形として扱われる特殊な名詞のため、「1着」と言いたいときは別の言い方が必要です。
⚠️ ここも要注意
a piece of clothes → ❌ 不自然
⭕️正しい言い方
- a piece of clothing(1着の衣類)
- an item of clothing(衣類1点)
ただし、実際の会話では…
さらに自然な言い方
a shirtや、a jacketや、a sweaterなどと、具体的なアイテムを言うのが一番自然です。
まとめ
- 重ね着の枚数ではなく 👉 layer(重ねる)で考える
- ❌ clothes は数えない
- ❌ wear = 服 ではない
- できるだけ具体的な洋服のアイテムを言うと自然
いかがでしたか。
今回は、「寒かったので、2枚重ね着した」という日本人がよく使う表現を英語にする方法を、英語の文章の組み立て方、文法、語彙の解説を交えてご紹介しました。
初心者からの英会話M’s Englishのレッスンでは、今回のブログのように、「日本語の感覚 → 英語の発想に切り替える」方法を身につけるトレーニングをしていきます。
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ぜひ、体験レッスンからお試し下さい。
次回も、すぐ使えるフレーズを紹介していきます。

